我が家のキャンピングカーにはFFヒーターがありません(泣)
キャンピングカー保有者のアンケートにもありましたが、FFヒーターは装備して良かったものの一番らしいのです…。
このFFヒーターは是非ほしい装備なのですが、金額的にも今年の冬は購入を見送らなければならなくなりました(涙)
とは言え、冬場の寒さをエアコンなしでは対応不可能だと感じています。
そこで気になるアイテムを購入してみました。
カセットガスのファンヒーター
気になるアイテムは、昨年の夏頃に発売開始された『イワタニ カセットガスファンヒーター 風暖 CB-GFH-2』です。
炎の熱から電気をうみだしファンを回す。(ダイニング・リビング・和室・書斎など)
■商品コード:CB-FH-1(CBFH1)
■メーカー希望小売価格:30,000 円(税抜き)
■最大発熱量:2.0kW(1,720kcal/h)
■連続燃焼時間:約1時間43分
(気温20〜25℃のとき、連続燃焼にてカセットガス1本を使い切るまでの実測値)
●手軽でカンタン燃料はカセットガス
小さくて軽くて取扱いが簡単。入手も、保管も、交換も、手軽です。
コードレスだから足元も安心。軽いので場所の移動もラクラクです。
○小型・軽量
重さ4.7kg。軽量で手軽に持ち運びできます。(持ち運びは消火状態で行ってください。)
○外部電力ゼロ&コードレス
本体内で発電しているので、電源コードなし、足元スッキリで使用場所自在です。
○運転モード切替
出力は「標準」と「弱」の2段階切替。室温やお好みに合わせて選択できます。
《本体サイズ約》319(幅)×260(奥行)×438(高さ)mm
《重量》約4.7kg(カセットガス含まず) 《カラー》シャンパンゴールド&ホワイト
《材質》
[本体]スチール [取っ手]ポリプロピレン
[器具せんつまみ]abs樹脂
《ガス消費量》約145gh
※ 気温20〜25℃のとき、30分間のガス消費量を1時間に換算したもの
《連続燃焼時間》約1時間43分
気温20〜25℃のとき、連続燃焼にてカセットガス1本を使い切るまでの実測値
《点火方式》圧電点火方式
《5つの安全装置》
- 不完全燃焼防止装置
- 立消え安全装置
- 転倒時消火装置
- 圧力感知安全装置
- 温度過昇防止安全装置
《容器》着脱方式マグネット方式
《生産国》日本(日本製、国産)
自宅近くのイトーヨーカ堂で19,000円(税込)でした。
もちろんカセットガスをセッティングしてキャンピングカー内に置くだけなので、設置費用込みの値段となります(笑)
FFヒーターの約1割で買えちゃうんです(@ ̄□ ̄@;)!!これなら、手が出せるかなぁ…って。
実際には燃焼時間等が短いので、使うタイミングやカセットボンベの用意などを十分にしておく必要があると思いますが、何とかこれでこの冬を乗りきりたいと思ってます。
暖房効果実験!!
早速今回の那須プール&スキーキャラバンで、キャンピングカー(アミティ)での暖房効果を実証実験してみました。
【開始時点】
開始時間 | 7:24 |
---|---|
室内温度 | 10℃ |
外気温度 | 3℃ |
正直、この状態では快適な生活を送ることができません。
とは言え、服を着込めば耐えられないことはない微妙な気温ですけどね…。
【約一時間後】
達成時間 | 8:20 |
---|---|
室内温度 | 21℃ |
外気温度 | 5℃ |
なお、スイッチを入れるとかなり暖かい空気が出てくるので、直接風に当たると暑いくらい!!
ファンヒーターなので、室内の気温以上に暖かさは直ぐに得られます♪
しかも、約10分くらいでキャビン内は十分な暖かさになりますので、一時間もつけていると暑いくらいです。
実際に息子は靴下を脱ぎ出し、シャツ一枚になってましたから…。
アミティなら、これで十分!?
アミティなら、この イワタニ カセットガスファンヒーター 風暖 CB-GFH-2 で十分快適な空間を作り出すことができそうです。
今回はスキー場の駐車場とかではなく、栃木県那須の道の駅での計測となりました。
暖冬とは言え、朝方は冷え込みますが、すぐに暖かくなる安心感が良いですね♪(本当はFFが欲しいんですけどね…)
スキー場の駐車場について
一日スキーを滑って車内に戻って来ると中は朝方のように冷えきっておりました…。
しかしながら、このカセットガスファンヒーターを着けて10分もすればキャビンは暖かくなります。
石油ストーブではここまで素早く暖かい空間を作り出せないでしょう。
従って、スキー終わりの片付けが終わった頃には、快適な状態になっていますので、その場でコーヒーなぞ飲んだりしてユッタリと寛ごうって気分になります。
これ迄は、スキーが終わり車に戻ったら、スキーウェアも着たまま一目散に近場の温泉に向かっていました。
もう『早く暖まりたい!!』の一心で…(涙)
だから、知ってるいつもの温泉に向かってしまうと言う行動パターンになるのですが、ユッタリできると色々と他の良い温泉を探そう♪って気になり、新たな発見に出会うことができるようになります♪
夕食時の団らんについて
夕食時などキャビンで寛ぐにしても二時間ぶっ通して使用することは無かったです。
少なくとも風量を弱に緩めるなどしながら使うので、三時間位はカセットガスの交換は不要でした。
寝る前になるべくキャビンを暖める時にもう一本追加するくらい。
それも使いきることは無いですね。
残りは次の日の朝に使えます。
なので、一日当たり二本のカセットガスがあれば、我が家では十分足りそうです。
なので、一日のランニングコストは200円位でしょうか…。
他に電源も不要ですし、電池さえ必要ありません。
キャラバンしてるとサブバッテリーの消費が気になります。
電気式のファンヒーターとかなら、すぐにサブバッテリーが底をついてしまうでしょう。
FFファンヒーターも多少なりともバッテリーを消費してしまうので、全く電源を必要としない(自家発電してしまうので)点は他の暖房器具より勝っていると思います。
FFファンヒーターと遜色無い実力を発揮するこのファンヒーターなら、寒い冬でも簡単に快適な環境を導入できるのではないのでしょうか!!
静かだがかなり敏感なヤツです
元々が室内で使うことを想定している商品なので、音はとても静かです。
使用していても音が気になる事は無かったです。
なので車外では全く音がしない状態なので、この点はFFヒーターより勝っている部分かも知れません。
ちなみにチョットぶつかっただけで安全装置がはたらきます。
って言うか、敏感すぎって感じですね。
まぁその方が狭いキャンピングカーの中では安心できる材料となって良いのです。
あとは、軽いので、色々な方向に向きを変えるのも簡単なのが何気に便利です♪
決まった所から暖気がくるのではなく、暖めたい方向にこのファンヒーターを向けるだけで、360°どの方向にも直接暖かい風を送り込めるのですから…。
なお、注意書に車内での使用は注意するよう記述されています。
一酸化炭素中毒とか危ないですからね!!
ただ、安全装置として『不完全燃焼防止装置』がありますので、一酸化炭素中毒の可能性も低減されていると思います。
なので、睡眠中に使用はするつもりはありませんし、適度な換気は心がければキャンピングカーでも使用できると思います。
と言うことで、我が家では念のために一酸化炭素センサーを別途購入し、設置しました♪
こちらについても別途レビューしたいと思います!!
追記:2017.01.25
2017にも再度実験してみました。
約一時間、どの程度のスピードで温度が上昇したのか?その時の感覚(感想)も合わせて備忘してますので、よかったら『【快適化】スキー場の駐車場で車中泊!再びイワタニのカセットガスファンヒーターが使えるか試してみたよ!』も見てください♪
長時間風暖使うための頼もしいやつの紹介。
少しでも復旧・復興の役に立てばと思い、リンクします。
地震により行き場を失ったお米を復興米という名で返礼品とし、代金の一部を米農家さんへの義援金として寄付する予定らしいです。
実際にどう使われるかは本サイトでは責任持てませんが、返礼品をもらいつつ、米農家さんへの支援もできるようですので、ご検討いただければと。
コメント
イワタニのファンヒーター、1時間で10度の上昇なら、FFヒーターと遜色ない性能だと思いますよ。カセットガスを百均で購入するとして、コスパはかなり良いと思います。
私も、イワタニやニチネンのカセットガス・ストーブを購入しようかなと思っていたので、カセットガス・ファンヒーターの性能がこれ程と知って、少し心が動きました。
良い情報を教えて頂いたので、私もひとつ。
オートキャンパー誌などでも何度も採り上げられている(2011年2月号、今月号他)「真空保温調理鍋」。値段が高くて買えなかったのですが(3L・3~5人用で15000円~)、昨年末、コーナンのチラシに2980円で載っているのを見て、急いで購入してきました。
コーナンオリジナルブランドのLIFELEX製で型番は「KHM05-7166」で容量3L。
効力は想像以上で、カレー・シチュー・おでんなどとても簡単で美味しく出来ました。食べたあとの汚れも簡単に落ちます。
また、ご飯も美味しく短時間で炊けました。
もう所有されていたらごめんなさいですが、そうでなければ、ネットやオートキャンパー誌の過去の記事など読んでみられると、面白いかもしれません。
ちなみに、コーナンの普段での値段は3580円の様です。有名ブランド品ではありませんが、これで十分ですし、大満足していますよ。
最後に、私のアミティ・メロン号の写真がAtoZさんのHPに掲載されましたので、良かったら見て下さいませ。(AtoZパーツ・店長日記はこちら、のなかです)(笑)
それでは、これからもお互いに、アミティの快適化を楽しんでいきましょう。
始めまして、メロン号さん\(^_^)/
イワタニのファンヒーターは思いの外、良い性能だったのでオススメです。
普通に寒くない程度の温度なら、スキー場でも15分くらいで到達しますしね♪
コスパも良いので今のところ大満足です♪
それから、真空保温調理鍋の情報ありがとうございました!!
真空保温調理鍋ってのは、知りませんでした!!お米も炊けるなら、便利そうですね。
チョット検討してみようかと思います♪
AtoZの写真を見ました!!
集成材で調味料棚を作成されたんですね!!その横のカップホルダーも使い勝手良さそうですね♪
快適化もアミティライフの楽しみですよね♪どこかでお会いするかも知れませんが、その時は宜しくです(^o^)v
やっぱり。イワタニのファンヒーター良さそうですね。いま、アミティの車内でFFヒーターの実験をしてきたのですが、イワタニのヒーターの方が温まる時間が早そうです。
私も、いまからもう一度ネットで調べてみます。
それから、真空保温調理鍋(調理器)ですが、その便利さにはビックリしましたが、これで一番喜ぶのは、世の奥様方だと思います。調理が非常に楽(しかも美味しい)になりますから。
例えば、カレーなら内鍋(調理鍋)に具材を入れて火にかけ沸騰させる。沸騰したら火を止め、外鍋(保温鍋)に入れて40分くらい放置すれば出来上がりです。
特徴としては、
1 魔法瓶構造(二重の真空断熱)の外鍋に入れて、内鍋自身の余熱で火を通すので、焦げ付かない、煮崩れしない、吹きこぼれない、味が濃くならない。
2 内鍋自身の余熱で素材に火を通すので、目を離して他のことをしててもOK。外出しててもOKです。
3 ガス代、電気代(IH対応なので)が節約できる。
4 保温効果は、6時間後で60度くらいの物が多いです。
レシピ本なども発売されており、うちでは家族に大好評です。アミティで出かける時は、仕込んで沸騰させ、あとは外鍋に入れてアミティで移動中には出来上がりという具合です。
ネットでは、色々な商品が出ていますが、一流品ならサーモスの「シャトルシェフ」シリーズです。パール金属の「エコック」シリーズは、口コミを見る限り、造りが雑そうなので…。
それでは、もう一度イワタニヒーター調べて、探してみます。うちの近所では、現物は無さそうでしたので。
PS お客様ご紹介カードでコメントを送信しましたメロン号です。
以前、お客様紹介カードの件でコメント頂いていましたね。
申し訳ありませんでした。
さて、イワタニのファンヒーターにもデメリットがあります。
ガスを燃やして室内の空気を直接暖めますので、乾燥するって妻は言ってます。私は全く気にならないのですけどね…。
FFヒーターなら乾燥が少ないのでは?と思うのですが、比べようが無いので何とも言えませんね…。
真空保温調理鍋をホームセンターで見てきました。
メロン号さんのおっしゃる通り、値段はピンキリで、安くても4000千円くらい(これはかなり小さかったてすが…)するようですね。
メロン号さんのように安いタイミングを探したほうが良さそうでした!!
家で仕込んで沸騰させ、移動中に完成させるっていうのは便利そうですね。
メインで使うのは嫁さんになりそうなので、検討を促してみようと思います。
カセットガスのファンヒーターの購入を検討していて、ここにたどり着いたただの通りすがりなのですが、ガスヒーターと乾燥について、ちょっと気になることがありましたので、コメントさせていただきます。
FFヒーターとファンヒーターの大きな違いは、燃焼したガス(つまり残りカス)を室外(車外)に排出するかどうかです。FFヒーターは、燃焼したガスを室外に出すので、室内の空気が汚れませんが、ファンヒーターは、燃焼したガスを室内に出すので、空気が汚れます。したがって、十分な換気が必要なわけです。(ここらへんは、よくご存知のことだと思います)
さて、カセットガスは、ブタン(C4H10)を主成分とするのですが、化学式をみてわかるように炭素(C)と水素(10)の化合物なわけです。
この炭素と水素が空気中の酸素と結びついて、エネルギーを出すことが、つまり「ガスが燃える」ということなのですが、エネルギーを放出すると同時に化合物も生まれます。炭素(C)は空気中の酸素(O)と結びついてCO2、つまり二酸化炭素になります。
では、水素はどうでしょうか。水素(H)は空気中の酸素(O)と結びついて、H2O、そうなんです、「水」になるんです。
つまり、カセットガスが燃焼したガスには、原理的に水が含まれているんです。
ファンヒーターは、この水を含んだガスを室内に排出しますから、加湿器としての役割も果たしているんです。
ところが、FFヒーターは、水分を含んだ燃焼したガスを室外に出してしまうので、加湿はできません。
ところで、湿度とは、空気中の水の飽和度ですので、詳しい説明は省きますが、「同じ空気の温度を温めると、湿度は下がります」。
結論を申し上げますと、FFヒーターは、ファンヒーターよりも「乾燥する」ということになります。
空気の汚れに十分ご注意なされて、ファンヒーターで暖かい冬をお過ごしください。
以前、お客様紹介カードの件でコメント頂いていましたね。
失礼いたしました。
さて、イワタニのファンヒーターにもデメリットがあります。
ガスを燃やして室内の空気を直接暖めますので、乾燥するって妻は言ってます。私は全く気にならないのですけどね…。
FFヒーターなら乾燥が少ないのでは?と思うのですが、比べようが無いので何とも言えませんね…。
真空保温調理鍋をホームセンターで見てきました。
メロン号さんのおっしゃる通り、値段はピンキリで、安くても4000千円くらい(これはかなり小さかったてすが…)するようですね。
メロン号さんのように安いタイミングを探したほうが良さそうでした!!
家で仕込んで沸騰させ、移動中に完成させるっていうのは便利そうですね。
メインで使うのは嫁さんになりそうなので、検討を促してみようと思います。
さきほどのコメントで1箇所訂正をさせてください。
「水素(10)」とある箇所は、「水素(H)」の間違いです。
ごめんなさい
うにさん、はじめまして\(^-^)/
FFヒーターが車内の空気を汚さない点など、わかりやすく教えていただきありがとうございます。
私はFFを利用したことがないので、実際の感覚的な違いはわからないです。
ただ、カセットガスのファンヒーターでも、うちのママさんは空気が乾燥するって言ってます。
濡れタオルとか干していても、朝にはカラッカラに乾いてますし…。
基本的に起きているときにしか使わないので、換気などには気を付けるようにはしております。
あとはバンクや二段ベッドの上段で寝て、一炭化水素のセンサー付けたり…。
このカセットガスファンヒーターは、先日のキャンピングカーショーでも、紹介しているブースがありましたね。
瞬発力はあると思いますので、FFとの併用が一番良いのかなぁ…と想像しております。