【PMP】無料でPDU取得する方法(2016)と良さそうな書籍など

PDU

PMPを取得してから早1年半。
次の更新時期まで、ちょうど折り返し時期となります。

これまでは、コツコツと自習でPDUをゲットしてきたり、有料のセミナーに参加したり…。

出来ることなら無料でPDUをゲットしたいってのが本音です。

と言うことで、今回はPMI日本支部主催 地域セミナー〔さいたま市〕に参加してきましたので、備忘しておきます。

(ちなみに2017年版はこちら)

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セミナーへの参加方法!!

PMI日本支部の『イベント・セミナーのお知らせ』から該当のセミナーを選択するところから始まります。

様々なセミナーやイベントがあり、基本的に有料のものがほとんどです。また、開催場所や時間なども様々で、日本全国で沢山の交流が行われているのがわかります。

その中から、自宅や会社、外出先から参加しやすそうなセミナーやイベントを選択すると良いと思います。

今回私は、自宅からそれほど遠くない大宮で開催されるフリーセミナーを選択してみました。

申し込みに必要なものとか

一覧からフリーセミナーを選択するとセミナーの詳細説明画面が開きます。

今回のテーマは「PMBOKガイド 第5版ソフトウェア拡張版解説とPMBOKガイド 最新動向解説」となっていました。

オリンピックイヤーで毎回改訂版が出るPMBOKですが、今年は出てこなかったように思います。
その辺がどうなっているのか、今回のセミナーで知ることができかな?という点を含めて、最新動向を確認しておこうと思ったからです。

他にもセミナーのタイムスケジュールや日時・場所や参加費用や獲得できるPDU数など知りたい情報はすべてこのページに表示されておりますので、そのセミナーやイベントに参加したいと思ったら、ぜひクリックしてみましょう!!
そのページの申し込みリンクより、簡単に申し込みできます。

必須事項の入力

申し込みには以下の情報が必要となります。
特にメールアドレスは、そのあとのやり取りに必要となります。また、資料のダウンロードへのリンクやパスワードなども送られてきますので、会社のメールよりは自宅で利用できるメールの方が良いですね。
急な出張や仕事で、会社のメールを確認できないまま、セミナー当日とかになると事務局への問合せなど、面倒なことも増えそうですからね。
その点、自宅のメールなら、前日の急な飲み会で終電で帰っても、当日の朝に対応することも可能だから、安心感が違います♪

ちなみにPDU取得のためには、受講報告を出す必要がありますが、それもこのアドレスに送信されてきます。

PDUの申請を家でする方は、自宅のメールを登録するようにしましょう!!

と言うことで、入力情報は以下の通り。
(※は必須項目です)

必要な方は、PMI日本支部会員の番号や法人スポンサー番号などを事前に調べておくと良いかもしれませんね♪

    • 名前(漢字)※
    • 名前(ひらがな)※
    • 名前(英文)※
    • 会員区分(ID)※

「一般」「PMI日本支部会員」「法人スポンサー」のいずれかを選択します。
また、必要に応じて会員番号や法人スポンサー番号も入力します。

    • 会社名
    • 所属
    • 役職
    • 電話番号
    • 電子メールアドレス※
    • 必要な資格ポイント

次の「PDU」「ITC実践力ポイント」を選択することができます。
勿論両方を選択することも可能となっていますので、PMPとITCの両方を持っている方は両方を選択しておきましょう!

  • 備考

今回のセミナーでわかったこと

私自身、ソフトウェア業界に属しております。

漠然とプロジェクトマネージャーと言う役割を仕事に活かそうと思っておりますが、PMBOK自体が汎用的なマネージメント体系のため、シックリこないこともチラホラ…(;^_^A

今回はソフトウェア拡張版の解説とのことで、期待をして参加してみました。

PMBOKには三つの拡張版があり、『官公庁版』『建設業界版』そして今回の『情報処理業界版』だそうです。

今回のセミナーは、PMI日本支部の理事の鈴木さんが講師だったのですが、このソフトウェア拡張版の日本語訳を出せるのをとても嬉しそうに話していたのが印象的です。

内容としては、アジャイル・プロジェクトマネジメントって感じかな?

漠然としたイメージですが、作業が楽になるのではなく、体系だった手法を用いることで、戻り工程やプロジェクト終盤でのどんでん返しを減らしましょう♪ってことみたいですね。
従来の「ウォーターフォール」型の開発手法から「アジャイル」に変化していったのか・・・。
アジャイルの大本は日本人の論文だったとか面白い話も聞けました。
言葉が先行している感じの「アジャイル」ですが、ちょっと勉強してみても面白いかもしれませんね♪
最新は「スクラム」ってことらしいので、この辺も整理されている書籍をまず見てみるのが良いのかもしれません。

ソフトウェア拡張版は、とても有意義な物だとは感じましたが、翻訳版はPMBOKガイドの半分程度のページ数(300ページ強)があるそうで…。
しかも価格は同じくらい(6000円強)らしいです。

であれば、まずは解説本を読んだ方がよいかもしれませんね。
今回講演してくださったPMI日本支部理事鈴木さんの書籍なので、きっとわかりやすいと思いますしね♪

PMBOKガイドの最新情報

オリンピックイヤーに改訂されてきたPMBOKですが、第6版は2017年第4Qに英語版+10ヵ国翻訳版の同時発行となる予定とのこと(あくまでも予定です)。

現在は日本語訳の途中とのこと。

今後のスケジュールとして、教育機関向けには2017年の第3Qに発信されるらしいので、恐らく2017年10月位からPMP試験の問題も第6版対応になっていくと思われます。

まだまだ翻訳に時間がかかるようで、今回のセミナーでの日本語訳も確定では無いことが強調されていました。

これまで勉強してきた事がベースにある点と英語版の改訂にも携わっていた方からの説明のため、今回は私でも何とか理解できたと思います。

PMPの取得を第5版で勉強をしている方やこれから取得を目指す方は、この第6版への切り換えスケジュールも考慮して資格取得の計画をされると良いと思います。

第6版に変わった後は、新しい内容で勉強しなくてはなりませんからねェ…。

全く何もベースがなければ新しい方で勉強した方が良いと思うかもしれませんが、それは違います。

教える側も新しい版の勉強をする側な訳で、理解しやすく教えてもらえるには時間がかかると思われます(うろ覚えの内容を聞かされても理解しにくいですからね)。
そして、第6版対応のPMP試験問題の日本語訳もはじめはとても変だと思われ・・・。第5版より問題・選択肢を英語で読まざるを得ない状況が増えると思われます。

にも拘わらず、様々な教材や参考書や問題集なども第6版対応に時間がかかる訳で・・・。

英文のPMBOKガイドを独学で読み、理解して、テストも英語で受験しようと思っているのであれば良いですが、日本語で受験しようと思っているのであれば、こなれている第5版で受験し合格目指した方が得策なのです。

しかも、PMPの試験ってやたらと時間がかかる場合もありますからね…。
ギリギリで一発合格を狙っていっても、オーディットで時間がかかり、受験時は第六版に切り替わっているかもしれませんし…。

余裕をもって計画されると良いと思いますよ♪

そういった意味でも、一度PMPにチャレンジしたけど、まだ合格していない人や来年に取得を計画している人は、是非ともこの半年くらいで合格目指して頑張った方が良いと思います(頑張れば1か月で合格できますので!)。

まだ、受験資格の35PDUを取得していない人は、こちらを使って見るのが良いかもしれません。これから年末年始を迎えますし、一念発起してPMP取得にチャレンジするには良い機会と思います。

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