夏休み初回の週末は朝から市でやってるかけっこ教室に行って来ました。
会場につくと、始めに係りの人から説明がありました。
昔と異なり、遊ぶ場所が減ってしまい、ボールの投げ方も知らない子供が増えてきている。
市としては、これへの対策の先駆けとして、かけっこが少しでも早くなって、運動が好きになるよう企画したのがこのかけっこ教室とのこと。
運動を通じて、大きな声で挨拶ができる子にしたいとか言ってましたが、どんな繋がりがあるんでしょうね(怒)
運動嫌いで暑がりの息子ちゃん。本人は足が遅いことを克服したいと思っていません
パパさんとしても、6回ある夏休みの週末のうち、4回をかけっこ教室に充てると言うことは、貴重な遊びにいく機会を失う大損失だと思ってたりします。
海水浴とか、山とか、川とか、夏休みしかできないことも多くあるんですけどね…。
しかし、週末は体育館でかけっこ教室です…。
本人もやる気がない、かけっこ教室…。
夏休みを食い潰す、かけっこ教室…。
大人のエゴに付き合わされている子供…。
あぁ~、意味あんのかなぁ…、これ!
遊びたいのを我慢させ、本人が嫌いなことをしんどい季節にワザワザ大人のエゴで無理強いすると言うことは、この『かけっこ』を【嫌い】から【超大嫌い】にさせる効果は十分にありそうです!
ホントやめてあげて欲しいというのが私の考えです。
かけっこ教室の内容(1回目)
初回のトレーニングメニューは以下の通り。
- なわとび
- 前回し
- 後ろ回し
- 二重とび
- 片足とび(左右)
- 両足飛びで前に進む
- 両足飛びで横に進む(左右)
- ももあげ
- 足を伸ばして座ったまま、手を大きく振って、おしりで前に進む
- ももあげ
- 太ももは床と平行
- 膝は直角
- 爪先を上に向ける
- ももあげしながら、前に十歩進む
- ももあげしながら、前に十歩進んだ後、そのままダッシュ
- ダッシュの時、前に体を倒す事を意識
- 右足首をおしりの下で左手で持って、ケンケン。反対も。
- 両足揃えて、手の反動をつけてジャンプして前に進む。
- 走る練習
- ミニハードルを足あげしながら走る。
- 足はなるべく高く。
- 進みたい方向に体を倒す。
- 手を大きく振る。
- 足が床に着いたらすぐに床から足を離す事を意識して走る。
- スピード落とさない事を意識して全力で走る
- ハードルあっても意識せずに全力で走る!
- 最後はハードル無しで、大きく手を振って、足あげて、体を前に倒して全力疾走
- 両手両足でウサギのようにとびながら進む
- 右手で右足持ってケンケン。反対も
- 両手で反動をつけ、両足ジャンプして前に進む
- しゃがんだまま、後ろ手で前に進む
- 足を伸ばし、引きずって、手だけで前に進む
- ダッシュ往復(20m)
- しっかり腕を振るのがポイント
1回目の振り返り
1回目だからでしょうか?淡々とトレーニングするだけで終わっちゃいました。
『なぜ、かけっこに縄跳びが必要なんですか?』
との質問に対しても、『なぜでしょう?そこがポイントです。』で終わっちゃいました…。
全体的な感想ですが、なぜそのトレーニングをしているのか?といった目的の説明がありません。
子供達も目的持った練習ではないため、ただ暑い中で走らされてるだけでつまんないのでは?と感じてしまいます。
少なくとも保護者へは解説してくれないと自宅に帰ってから練習もできないですよね。
『確かケンケンやってたっけ?あと、ハードルしてたな?ももあげとか…。これやると足早くなるんだよね?』
位にしか頭に残んないと思いますし、身に付かないと思います。
もしくは『あんなことやこんなことやらされて、とても大変だった!』位ですかね…。
自発的にやって、かけっこのポイントを掴みたいとは思わないような気がします…。
始めにタイムを計って、トレーニング後の結果を見せるとか、前向きな気持ちにさせる方法もあると思うのですがね…。
感想としては、『教室』っていうより『エクササイズ』って感じですかね。エクササイズを通じて、かけっこさせる。特に足が早くなることは最終の目的としてないような気がします。
最後に『暑い時期で、熱中症になりやすいので帰ったらぬるま湯に浸かってからだの熱を取ってください。』とな…。わかってるんですね、熱中症とか危険な時期であることを…。
行政としても、こういった企画で熱中症にかかった子供が出ると困るんでしょうね。
大丈夫なんでしょうか?
夏休み中の残り三回の教室、どうなることやら…。
コメント