今年の正月に一年の計で立てた資格取得(明けましておめでとうございます)に向け、始動致します(ホントは嫌なんですけどね…)。
PMP(R) (プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル) とは
まずは、PMP(R) (プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル) について、PMI日本支部のサイトには以下のように説明されています。
PMI本部が認定しているプロジェクトマネジメントに関する国際資格です。
PMP(R) 試験は、PMI が策定した知識体系である 『PMBOK(R)』 (Project Management Body of Knowledge) ガイド に基づいて実施され、受験者のプロジェクトマネジメントに関する経験、教育、知識を測り、プロフェッショナルとしての確認を目的として実施されます。
専門知識を有していることを証明するために、米国PMI本部が資格認定を行うものであり、法的な資格、免許ではありません。
というものになります。
これを取得するとプロジェクトマネジメントの専門知識を有しているとPMIが認めてくれるわけです。
PMPを取得するメリット
PMI日本支部では、PMP取得による期待できる効果として以下のように書かれている。
プロジェクトマネジメントは、様々な業界で注目されるスキルです。
そして、PMPR 資格は、プロジェクトマネジメントスキルの国際資格として世界中で認知されています。
PMPR 資格の取得は、どの業界においても、どの国でも、大きなアドバンテージとなることでしょう。
昔、公共関連の仕事をメインで行っていたのですが、応札要件としてIPAのPMやこのPMPの取得者というものがかなりありました。
したがって、この資格を取得するということは、公共事業へ参画する可能性が広がることを意味しています(逆に言うと持っていないとこれまで参画できていた案件へ応札さえできなくなる可能性があるわけで…)。
勿論、プロジェクトマネジメントの専門知識を体系だてて身に付けることができる点が一番のメリットではありますけどね。
PMPを主催しているPMI本部への入会について
入会にかかる費用
初回登録料:10ドル
年会費:129ドル
結構な額が必要となります。
が、後述する特典もあるので、私は登録することにしました。
入会特典
PMI本部に登録すると主に二つの特典が得られます。
①受験料の割引(再試験を含む)
②最新のPMBOKがPDFでダウンロードできる
①受験料の割引
どの程度割り引かれるかというと…
・PMI会員:405(150)ドル
・PMI非会員:555(200)ドル
※カッコ内は再受験
会員になっていると150ドルの割引になります(再受験なら、プラス50ドル)。
そもそも年会費に129ドル必要です。
また、初回登録に10ドルが必要となるので、139ドル必要となる訳なのですが、一度以上受験するのであれば、十分にもと(11ドルの得)がとれる計算です。
PMBOKのダウンロード
PMBOKを書籍で購入しようとすると以下の金額になります。
一般:8,950円
PMI日本支部会員価格:6,700円
法人スポンサー価格:7,100円
※全て送料・税込
しかし、PMI本部に登録するとタダでダウンロードできちゃうのです♪
受験料と一緒で、書籍購入にも割引が行われるのですが、折角タダで(厳密には会員料金払っているのでタダではありませんが…)手にはいるのですから利用しない手はありません。
これは入会後すぐにダウンロードができますので、緊急に欲しい方は便利だと思います。
このPDF版があれば、スマホ等で簡単に内容を見ることができるので、便利だと思います(ラインを引いたり選択してコピペ等もできませんのであしからず…)。
また、「紙媒体じゃないと嫌だ!!」って人も印刷してしまえば、解決できてしまいます!!
ただし、ダウンロード版には、ヘッダー部分に名前と会員番号が表示されます(勿論印刷時も)。
なので、再配布等の悪巧みは、できないようになっていますよぉ~(って、そんなこと考える奴はいないと思いますけどね!!)
それにしても高いよなぁ…。
PMI日本支部への入会
下記のような特典があるらしいのですが、現時点では不要なものと感じますので、入会はしていません。
無事合格して、晴れてPMPと名乗れるようになったら検討してみようと思います。
【日本支部入会の特典】
・セミナー受講費の割引
・プロジェクトマネジメント関連書籍の割引購入(PMBOKガイドも安くなります)
・翻訳記事の参照
・部会活動への参加
PMPを受験する際に必要なもの
PDUの取得
PMP試験の受験申請する際に必要となるものの一つが、このPDUとなります。
「PDU」(Professional Development Unit)とは、承認された学習やプロフェッショナルとしてのサービス・アクティビティを定量化する計測単位です。
とても分かりにくいですよね。
要するにPMPを受験するためには、PMの公式学習が35PDU(時間)必要となる訳なのですが、『時間』っていう言葉をPDUという単位で表現していると思ったください。
何かしらの方法で35PDUを取得する必要があるわけなのですが、主な方法を以下に記述します。
e-Learningの受講
Google先生に問い合わせてみるとe-Learningを提供している各社から35PDUを得られる講座が結構用意されています。
金額的には手ごろ感のあるものもありますので、会社などのサポートが無い場合はこちらを選択することになると思います。
受験対策セミナーの受講
私は恵まれていたようで、会社より受験対策のセミナーへの参加が許されました。
内容としては、3日間の座学+e-Learning(3ヵ月間有効)+模擬試験と解説がセットになったセミナーを申し込みました。
3日間の座学とe-Learningにより35PDUが発行され、受験資格を得る事ができるようになります。
受験申請
これもハードル高いんですよね…。
まだ、申請は行っていませんが業務経歴を英語で登録しなければならないんです。
しかも、恐ろしいことに一定の割合で受験資格が妥当かどうかの監査が入るらしく、監査対象となると卒業証明書や業務経歴が正しいことを上長に証明してもらう必要があるようです(勿論全て英語)。
日本支部とかあるんだから、日本語でも対応してくれたら良いのにね。
まぁ、これについては実際に申請する際に触れることとします。
受験勉強
PDUを取得するために35時間分の教育を受けますが、それだけでは勉強は十分ではありません。
キチンと自分で勉強しなければならないのです。
色々なサイトを見ると大体100時間程度の学習時間が必要とされているようですね。
とはいえ、これは頭の良い人の話。
私の場合はとてもその時間では追い付けないでしょうね…。
まぁ焦らず私のペースで勉強は進めていこうと思います。
勉強日誌はこのブログに簡潔に載せていこうと思っています。
PMI本部WEBへの入会方法について
PMI本部WEBへの入会方法については『PMI本部WEBサイトのアクセス方法について掲載しました。』を参考にしました。
PMI本部はアメリカに本部があり、入会するには英語のサイトでの各種情報を登録しなければなりません。
とは言え、IEやChromeなどのブラウザでは簡易的に翻訳してくれたりしますので、何を入力すべきなのかはそれほど悩まなくても済むと思います。
後は、住所の書き方くらいですかね…。
これもYahoo翻訳とかを使えば英語のできない方でも問題なく入力ができると思います。
ではお勉強はじめることにします…
情報の整理と準備(PMI本部への登録、PMBOKのダウンロードと印刷)が完了しましたので、座学から始めてまいります。
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