トヨタのアルファード・ヴェルファイアが約7年ぶりにフルモデルチェンジというニュースが出ました(スペシャルサイトはこちら「高級車をヒーローに ALPHARD」です)。
我が家では、前期型のアルファードGに乗っております。
初年度登録が平成16年ということで、今年で11年目になります。
とは言え、新車で買えるわけもなく2009年に中古車で購入して現在に至っている訳ですが…f(^^;
今回のコンセプトは“大空間高級サルーン”
ミニバンの頂点を目指すという従来の考え方を捨て、高級サルーンの新しいカテゴリーとして“大空間高級サルーン”という、高級車の新しい未来を創造することを目指した
とのこと。
初期型しか乗っていないので、偉そうなことは言えませんが、ミニバンの使用方法はこの10年ほどで、大きく変わってきていると思います。
『車中泊』なんて言葉は、今ほど市民権を得ていなかったと思います。
クルマで寝るという行為は、キャンピングカーのみに与えられた特権で、ミニバンも仮眠程度なら可能な車だったと思います。
正直なところ、アルファードでフルフラットにしても、凹凸が酷すぎて快眠は不可能。様々な対策(DIYした車中泊用ベッド(五代目:マットレス&ユニット畳)…最終系等…)が必要でしたしね…。
それより前になると商業用の車って言うイメージが強かったと思います。
そういった意味では、日産のエルグランドやトヨタのアルファードは大型のミニバン(なんか日本語が変…)として、イメージとマインドのチェンジに成功した車と言えると思います。
そこで、今回の車は『大空間高級サルーン』とのことですが、どういった点がポイントなのかキャンピングカーへの参考になればと思い…。
『大空間高級サルーン』を実現するためのエッセンス
『大空間』という点では、キャンピングカーも負けていません。というか、間違いなく勝っている点だと言えます。
かなり旧式ではありますが、アルファードからキャンカーに乗り換えようとしていますので、『大空間高級サルーン』を実現するためのエッセンスという点からの比較を行ってみましょう。
①高級サルーンをも圧倒するスタイリング
昔のモデルからアルファードはイカツイですよね(ヴェルファイアはもっとですが…)。
それに比べて、キャンピングカーは真っ白けで後ろは四角。前はおでこが出っ張っていますので『スタイリング』とう言葉を使うのもおこがましい感じです。
外見の見た目については、間違いなく完敗です。
機能美という点では意味があると思いますが、どのバンコンも似たり寄ったりって感じがしますね。
②高級車として徹底的に磨き上げた基本性能
これも勝ち目ないですね…。今回購入したアミティって昔からありますから…。
マイナーチェンジはしていますが、そこはキャビンの話。ベースのボンゴは新しいの出ませんから…。
まぁ元がトラックなので、最新技術も新型アルファードとは異なる方向にベクトルは向くのかなぁ…って思います(キャンピングカーをレンタルして乗り心地を検証(運転席と助手席編))。
ハイブリッドとかなら、実用化されても良いのになぁとは思いますけどね(レンタルキャンピングカーで燃費について考えてみた)。
④新技術がもたらす充実の先進装備
「新技術」「先進装備」とか新しそうな物に対しては勝ち目ありませんね。
ただ、アミティは人気車種なだけにユーザーからの意見を反映して、マイナーチェンジしてきているとのこと。
そう言った意味では、良いものを生かし、更なる進化を遂げているとでも言うのでしょうかねぇ…。
③心地よいおもてなし空間
心地良いおもてなし空間なら、勝ち目がありそうです。
というか、ここに特化した物がキャンピングカーだと思います。
しかしながら、クルマというカテゴリからすると走行時のおもてなしは無いのかもしれません(キャンピングカーをレンタルして乗り心地を検証(走行中の後部座席編))。
あくまでも停車時のおもてなし空間としての勝負であれば勝てるのですが…。
まぁ方向性が全く異なるということなので、勝負する必要もないのかもしれません。
が、コンセプトの方向性(「大空間快適サルーン」くらいか?)は目指したいと思っています。素人対応では、実現できるレベルは限られていますけどね…。
とは言え、移動のためのクルマに7百万もの定価が付くってどんな技術が搭載されてるんでしょう?また、その価格に見合う(納得できる)心地良さを本当に得られるのでしょうか?オプションを付けたらいくらになるんでしょうね…( ̄▽ ̄;)
チョットは気になるので、一度くらいは、レンタカーで乗ってみようかな…。
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