コンロが壊れちゃった orz
我が家のコンロは18年近く使ってきたIHコンロです。
この頃、使おうとしてもすぐに電源が落ちてしまい、続けて使用することができなくなってきておりました。
先週くらいまでは騙し騙し使っていたのですが、本当に虫の息で、スイッチ入れても数秒で電源が落ちるようになってきました。
さすがにもうおしまいかな・・・と思い、新たに取り替えることを決意した次第です。
驚愕の値段と嬉しい情報
市場調査して落ち込んだ・・・
とりあえず市場調査ということで、近くの電気屋さんを覗いてみると約20万円ほどで売っていました・・・。
ほぼ毎日何度も使うものとはいえ、20万でも痛いですよね・・・。
しかも工賃も2万円位するらしく、合わせるとかなりの出費・・・。
なんか良い方法はないかなぁってことで色々と調べてみました。
ネットなら少しでも安く手に入るかな
今回新たに導入しようと思ったのが、PanasonicのIHコンロ(KZ-RA36NS)です。
価格ドットコムでは一番安くて189,269円となっており、やはり一番安いところでも19万を少し下回る程度のようでした。
同じような製品が複数見つかり、もしかしてお得に手に入るかも?
ネットで検索すると「KZ-RA36NS」と似た型番「KZ-AN36S」が引っかかってきました。
ハイフンのすぐ後ろのアルファベットを消して、後ろから2番目のアルファベットを数字の前に持ってくる感じですね。
今回探していたのは横幅60cmの3口コンロですが、型番は数字の十の位がコンロの口数で一の位が横幅(6は60cm.7は75cm)のルールのようですね。
そして、2つの型番の意味ですが「KZ-RA36NS」は家電量販店モデル、「KZ-AN36S」は住宅設備用モデルということみたいです。
念の為、値段も調べてみたのですが驚きです!
なんと「KZ-AN36S」だと13万円を切っているではないですか!家電量販店モデルの「KZ-RA36NS」に比べて6万円以上も安いことが判明したのです。
しかも特殊なルートでの仕入れが必要な訳でもなく、楽天やAmazon等でも普通に購入できるようでした(Amazonは工事費込みのためチョット高め)。
どっちを選ぶ?
型番の違いは販売経路のみということなら安いほうが良いじゃんって思い、どうせなら設置も自分でやってしまったらどのくらいの差になるのかなぁって思い始め・・・。
KZ-RA36NS:価格19万円 工賃2万円 トータル21万円
KZ-AN36S :価格13万円 工賃0万円 トータル13万円
ということは、最大約8万円もの節約になるではないですか!
もちろん家電量販店モデル(KZ-RA36NS)も自分で設置したら19万ほどで済みますが、それでも建築設備モデル(KZ-AN36S)のほうが6万円もお得なのです。
ちなみに「メーカー小売価格:423,500円」なので、これが13万円になので驚愕の約7割引きですかね。(メーカー小売価格って何の意味があるのでしょうね・・・)
そうなったら一番オトクな方法を検討すべきと思い、いくつかの不明点を解決すべく課題検討してみました。
課題①:自分でも設置可能か?
ネットにある設置マニュアルをみてみましたが、それほど難しいことはなさそうです(新品なら取付説明書ありそうですしね)。
ならばなおさら自分でやろうかなぁっていう思いが強くなってきました。
ただ気になるのは今設置されているIHコンロの取り外し方や処分の仕方がいまいちわからないという点です。
課題②:現行機を自力で外せるか?
ネットに設置説明書があればよいのですが、そこは18年前のモデル。さすがにネットを探しても出てきませんでした。
しかしながら他のモデルの設置説明書を見ているとなんとなく同じ仕様なのではないかと想像できます。
というのも、どの説明書でもYouTubeでもコンロ自体の規格が同じなため、台との固定方法以外はほぼ同じように感じたからです。
勇気を出して試しに現行機を持ち上げてみるとコンロ自体が浮き上がりました。なので、取り外しはただ持ち上げるだけで良さそうと判明。
実際にIHコンロをネットとかで入手しても現行機を外せなかったら意味ないじゃんって思いましたが、その懸念も払拭でき、この課題も解決です。
課題③:現行機の廃棄処分方法は?
現行機を取り外すのは簡単に行えそうでもこんな重たくてかさばるやつの処分の仕方が不明です。
早速地元の自治体のホームページをみてみると1辺が1mを超えず概ね10kg未満なら不燃ゴミで処分できるらしいのですが、取り外したIHコンロは20kgを超えてそう・・・。
でも不燃ゴミの規格を超えるものは粗大ゴミとして処分ができるとわかりました。
ただし粗大ごみでの処分には少しお金がかかり、我が家の住む自治体では10kgあたり165円ほど負担する必要があるとのこと。
今回ならワンコイン(330〜495円程度)でお釣りが来そうな感じで処分可能です。
これで処分についての課題も解決です。
最適解は「建築設備モデルをDIYし、廃棄は自治体へ」
不安だった「撤去と設置と処分」についてもクリアできることがわかりました。
なので最大約8万円節約できる「取り付け:自分で実施(DIY)」「機種:建築設備モデル(KZ-AN36S)」「廃棄方法:粗大ゴミで処分(ワンコイン)」で進める決心がつきました。
ということで、折角なのでポイント付与率の高い日を狙ってポチッとしました。
新型機の到着
ポチッとしてから数日で注文していたコンロが運ばれてきました。
現行機から大きさは想像できますが、やはりかなりのサイズ感ですね。
さすがの大きさのため、宅配ボックスには入らないので対面での受取が必須と考え、日時指定で頼みました(使ったことないけど置き配も行けたかも)
現行機の取り外し
さあ、現行機を取り外します!
まずはコンセントを外します。
これやっておかないと200vの電気でやられかねないですからね。
持ち上げてみたら中身が見えました。
周りのパッキンがネチネチの状態でビロ~ンってなってます。
中身はこんな太いコイルで出来ていたのですね。
なんかDJとかできそうですね。
グリルも外しておきます。
んで、写真撮り忘れましたが、コンロ自体を持ち上げると簡単に外れます。
正直これは勢いだけですね。
やってみるとあっさり外れ、スッポリと穴が空きました。
周りを見ると積年の汚れがギッシリと・・・。
これらの汚れは新型機設置前にお掃除しなきゃです。
一人でやるならコンロをはめ込んでから、下に潜り込んでコンセントを挿す感じでしょうかね。
力仕事はパパさんが得意。お掃除はママさんか得意ということでバトンタッチです。
おかげでとてもきれいになりました。
不満?
それにしても、このコンロのコンセントはなんか言いたそうな表情に見えますね。
捨てられると知って、不満なんでしょうかね(笑)
新型機の設置
届いた箱から新しいIHコンロを取り出します。
本体を箱から出して、設置場所に持っていきます。
パーツが取れないよう色んなところにテープがついており、丁寧に剥がしていきます。
前面の発泡スチロールを外すとグリルの中からグリル皿が出てきます。設置時には邪魔なので取り出しておきます。
手前側から斜めにして入れ込み、後ろ側まで丁寧にはめ込むと簡単に設置完了です(重たいので写真撮れませんでした)。
コンロの規格が一致しているので、心配なくはめ込むことができました。
気をつけるのは電源ですね。
我が家のコンセントはチョットコンロと干渉してしまう位置にあり、コンロを設置してからだとコンセントを挿すのが難しそうだなぁと。。。
コンロをはめ込みつつ、下からコンセントを差し込むという二人がかりの作戦のほうが良いかもですね。
でも、これも結構体勢がきつく・・・
そんなときはIHコンロのブレーカーだけ落としておけば、コンセント挿してからコンロを設置しても安全ですね。
ということでブレーカーを落としてから作業を行いました(といってもコンセント挿すだけですけどね)。
備品の取り付け
カバーやフィルターなどを取り付け、設置位置も微調整しておきます。
位置が決まったらコンロの固定。固定はネジ二つで行います。
先ずはコンロ上の位置にあるネジ。防水蓋を取ると見えてきます。
もう一つはグリル上にあります。
どちらのネジもグリグリと結構回す必要がありますね。
根気よく回しましょう。
火入れ式
火入れの前に元栓を開きます。
そして電源をオン♪
天面の液晶が光りました。通電確認完了です♪(パチパチパチ)
まず最初にお湯を沸かしてみようかと。
古いコンロでも、お湯を沸かすときにIHコンロのパワーを感じましたが、より一層パワフルになったのではないでしょうか(気持ちの問題?)
天板の三つのコンロとグリルも問題なく動いてそうなので、動作確認も問題無しと判断致します!
これにてIHコンロ交換大作戦は完了となります。
付属品
付属品は以下のとおりです。
まずは設置説明書。設置するときに必要なマニュアルですか、きっと取り外すことになったらまた見るかもですね。
そして本体の取扱説明書です。
グリルの使い方が色々書いてあり、早く使い方を習得せねば!って思いました。
そしてレシピ集です。
グリルだけでなくコンロで作る料理も載ってます。
お菓子やケーキなども載ってますし、パンも焼けちゃうみたいですね。
正直このコンロ、どれだけ使いこなせるのだろう・・・って思いましたね。
でも、マニュアル見ながなら色々と出来そうで楽しみです♪
古いコンロは粗大ゴミで廃棄
最後に古いコンロを処分いたします。
新しく届いたコンロの箱に入れて、粗大ゴミとして引き取ってもらいました。
これで本当にIHコンロ交換大作戦のミッションコンプリートとなります。
コーキング
あと必要ではないと思いますがコーキングもしておきました。
マスキングテープを貼ってコーキング材を塗っていきます。
あとはマスキングテープを剥がして、乾燥させるだけ。
素人作業なので美しさは求めないでください。
でも、コーキングはできたと思うので、前回のような油まみれのドロドロの状態は少しは回避できるのではないでしょうかね。
感想
初めてなので色々と調べて対応しましたが、普通の電気機器と一緒でコンセントに指すだけなので、これを数万円の工賃払ってやってもらうのはないなぁ・・・って言うのが正直な感想です。
ただ、かなり重たいので、女性や高齢の方では対応が難しいでしょうね。
なので、難しいと感じたなら無理せず設置まで業者の方に依頼するべきと思います。
実際、次の交換のタイミングでは私も高齢になっているので、息子ちゃんに頼むか業者に頼むことになるのだろうって思いますしね。
体力あるうちに経験できたので、これを次回の判断材料にもなるだろうというのも節約以外で得たものかもしれません。
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