【地震・津波】放送局によって伝え方は様々…。どれも一朝一夕だね。

日記

2016/11/22朝に地震がありましたね。

我が家では大きめの揺れを長い時間感じ、少し離れた所で大きな地震があったのだろうと容易に想像がつきました。

テレビを付けるとアナウンサーが緊迫した口調と多少早口で

  • 早く高台に逃げてください
  • 東日本大震災を思い出してください
  • 今居る場所が安全と思わないでください

と叫んでいました。

我が家は全く海のない埼玉県のため、津波からの避難は不要ですが、テレビの映像で気になったことを備忘しておきます。

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定番のNHK

まず、チャンネルを合わせたのがNHKです。

画面中央に赤字で『すぐにげて』の文字がハッキリと見えます。

逃げなければいけないのは強く伝わります。
しかしながら何から逃げなければいけないのか?
どうすれば逃げられるのかまではわかりません。

大人なら漢字も読めますし、アナウンサーの話している内容も総合して理解できるでしょう。
難聴の方でも、目で見える情報を組み合わせて理解できると思います。

が、我が家の小1の息子には、何をどうすれば良いのかは分からなかった様子。

平仮名なので、書いてあることは読めますが、『伝えて行動させる』という目的は達成できなかったのだと思います。

なので、子供には周りの大人に聞くことを伝えておく必要があると感じました。

他にも海外から観光できている海外の方も多いと思います。

海外から来ている方は、地震に対する知識も少ないでしょうし、テレビなどから得られる情報も限定されます。

しかしながら、天下のNHKではサブチャンネルやラジオで伝えていることが画面にも案内されておりました。

さすが、NHKですね。

ただ、残念なのは官房長官が出てきたシーンです。

バックの津波の映像がメインとなり、官房長官の映像がサブになっていました。

しかも、その官房長官の画像のサブに手話の方の映像が…。

どんたけ大画面を想定してるのでしょうかね?

むしろ、手話を大きく表示し、官房長官のオッサンが原稿読んでる映像は重要では無いと感じます。

私は手話が分かりませんが、これでは役にたっていないように感じました…。

近づいても、指先は見えないっすね…orz

テレビ朝日

自宅での身の安全が確かめられたので、NHK以外の放送局にもチャンネルをあわせてみました。

ということで、まずは『テレビ朝日』です。

こちらは基本的に感じ表記。
子供や海外の方には伝わらないし、行動させることは難しいと感じます。

しかも、チャンネル情報と時間を画面にも標示させたところ、大事な部分が隠れて見えません。

普段からチャンネル情報や時間を表示しておくとイザと言う今回のような場合に表示を消せない可能性があります。

お年寄りや子供では、まず無理だと感じます。

と言うことで、イザと言う際にこのテレビ局からは十分な情報が得られない可能性もありそうと感じます。

ドラえもんやクレヨンしんちゃんや仮面ライダーなど子供番組も多いと云う印象のテレビ局なのですが、『伝える』という点ではイマイチと感じました。

フジテレビ

続いて、フジテレビです。

落ち着いたからかもしれませんが、逃げろの文字がありませんでした。

ただ、時間表示で隠れる部分はありませんでした。

あまり比較にならない画像でしたね。

TBS

こちらのテレビ局は、テレビ朝日と一緒で右下の時間表示欄で大事な情報が見えなくなっていました。

ただ、難しい文言ではありますが、漢字にルビがふってあるのは好印象ですね♪

日本テレビ

こちらのテレビ局では、『津波!にげろ!』という文字が見やすい位置に表示されておりました。

チャンネル情報と時間表示を表示していても問題ありません。

しかも、漢字にはルビがふられていますので、子供でも読むことができます。

しかも、津波のマークが表示されているのは良いですね♪

これなら海外の人でも直感的に情報を得られると思われます。

因みに国際的に通用するマークとしてJISが定義しているのはこちらです。

JIS規格に『今津波が来る!にげろ!!』を示すマークは無いみたいですね…。

緊急を要するので、万国共通で簡潔に『にげろ!!』を伝えるマークもあっても良いのかもしれませんね。

規格に沿ったものではないにしろ、日本テレビさんのは、表現としては一番シンプルで分かりやすかったと感じます。

Yahoo!!

テレビ局ではないのですが、Yahooについても見てみました。

日本のヤフーとアメリカのヤフーは、それぞれが別々ときいています。

なので、アメリカのヤフーでは特に何も表示はないのだろうと思いましたが、キチンと知らせておりましたね。

  • 上の画像の上半分は日本のヤフー(yahoo.co.jp)。
  • 下半分は本家のヤフー(yahoo.com)。

普段本家のヤフーは見てないので、どの程度のニュースだとこのように表示されるかは不明ですが、緊急ニュースとなる程度のインパクトがあったんでしょうね…。

インパクトはありましたが、甚大な災害にならずに済んだのはなにより良かったと思います。

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