早いもので、イワタニの風暖を投入してから、もう6年が経とうとしています。
たとえ氷点下の真冬のスキー場でも、この風暖があれば寒くて凍えることもなく暖かく快適に過ごしてきました。
カセットガスボンベ一本でキャンピングカー全体が暑くてシャツ1枚で過ごせてしまうくらい、室内を温めてくれるのがこの風暖です。
正直、これまで氷点下のスキー場でも快適に過ごせてきていたのでそれほと不満はないのですが、カセットガスボンベ一本だと燃焼時間がチョット短いのが気になる弱点ポイント。
風量を強にすると一時間半。弱でも2時間持てば良い感じなので、カセットガスボンベ交換が少しだけ煩わしいときがあるのです。
そこで、この風暖について唯一といって良いくらいのデメリットを解決すべく、お酒の勢いも借りてカセットガスステーションをポチッとしました。
カセットガスステーションの組み立て
内容物確認
ポチった翌日に銀色の袋に入って届いたのがこちらです。
なんか医療器具みたいですよね(笑)
カセットガスボンベ缶用三連結ガスステーション
まずは、同じものが2点梱包されていたのが三連結のガスステーションです。
真ん中がアウトドア缶と同じねじ込み式となおり、形状は凹型となっていて、蓋もついていました。
裏返すとこんな感じ。3箇所にカセットガスボンベが装着できるようになっています。
真ん中の針金は、三連カセットガスボンベで使用する際のスタンドになります。針金を下にすることで、カセットガスボンの位置が決まり、気化する部分が上を向くようになっているようです。
アウトドア缶用ガスステーション
そして、こちらのアウトドア缶用のガスステーションは1点のみ。先程の2点の金具と接合して使います。
左右はアウトドア缶と接合できるようにねじ込み式の凸型になっており、先程の金具の真ん中と接合する形状になっています。
ドッキング!
ちょっとしたパズルのようですが、結合部の形が決まっているので迷うことはありません。
接続するとこんな感じ。なんとなく、ISSって感じですね。
風暖にガスを供給するマルチホースライン
もう一つ、大事な部品はマルチホースラインです。
ラインの端はアウトドア缶と接合するための形状でねじ込み式の金口となっています。
ガスステーションとラインの端を取り付け、ラインの反対側には付属のカセットガスボンベの形状をした金具を取り付けます。
カセットガスボンベ着けてみました
結合してできたISSにカセットガスをまずは1つ取り付けてみました。
普通にコンロとかにカセットボンベを取り付けるのと同じ要領で、カセットボンベの切込みにISSの出っ張った部分に合わせて、ヒネって固定します。
接合部に逆止弁がついているらしく、三連結の一部だけの使用でもガスが漏れてくることはありませんのでご安心を!
本船とドッキング
今度はISSの先っぽを風暖側にセットします。
こちらは強い磁石がついているので、切込みに注意して強くはめ込んだら固定されます。
風暖側がとても強い磁石なので、取り外すときはコツが必要かもしれないのですが、逆にこれなら何かの拍子に簡単に外れることはなさそうだと安心できるくらい、シッカリとくっつきます。
全てが接続された形式は以下のとおりです。
ラインは1メートルくらいあるので、ボンベと風暖は少し離すことも可能です。
カセットガスボンベ一本だけでも複数本のカセットガスボンベでもなんら問題なく使用できるのは、何気に便利かもですね。
火入れ式
接続が完了したので、カセットガスボンベ一本だけですが火入れしてみました。
ラインが長くなった分、ガスが出てくるまで通常より時間がかかりますが、それ以外は普通に本体にセットしたときと同じように着火できました。
6連結試しました
一応6連結して、火入れをしてみましたが特段普通に着火するのと何ら変わりませんでした。
ただ、こうやって6連結させると強で連続運転させても10時間。弱だと12時間も使用できてしまう計算となります。
さすがにそんな長く使い続けることはありませんが、結構な時間にわたってカセットガスボンベの交換がなくなるのは、とても快適になるだろうと思います。
収納方法の検討
ISSの接合部分はそれほどガッチリとしていません。なので組み立てたままだと収納先に困りそうでした。
キャンピングカーで決まった位置を作り、固定できれば良いのですが、固定化させるにも実運用を実施してからかなぁと考えており、当面はフリーの状態で運用しようと思っています。
となると、どうやって保管するか?ってことになるのですが、風暖のカセットガスボンベを入れるスペースがなんとなく保管庫に見えてきて・・・
ISSをバラバラにバラすと、想像通り、風暖のカセットガスボンベを格納するエリアに収まってしまいました。
ISSを格納しても蓋がきちんと閉じられるのも最高ですね。
活躍の場が広がるカセットガスステーションは間違いなく買いです
災害時でもカセットガスボンベなら手に入りやすいですし、今回は試していませんがアウトドア缶も使用できてしまうこのガスステーション。
長時間使用できることなどからも、有事の際にも活躍してくれるのでは?と期待しています(そんな事態にならないのが1番ですけどね)。
(注意)車中泊やテント内での使用は、自己責任でお願いします。
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